2014/07/29

Are you drying?



映画「渇き」を観ました。一緒に観てくれる人が見つけにくい映画だったので一人で観ました。
映画館で一人で観たことなかったけど、水曜日にどうしてもこれ観たくなって。

想像通りグロかったし、ポップで、ヴィジュアル的に刺激をもらいました。
内容は正直よくわからなかったけど…。断片的にはわかったので楽しめたのかな。
社会的メッセージもそれなりにわかったけど、キーポイントの女の子が最後まで理解できなかった。共感できなかったというか。だからストーリーとか納得いってないんだけど、役所広司の振り回されっぷりがかわいかった。父親になるべきじゃない不器用すぎる男の人をうまく演じていました。出演陣それぞれのキャラクターもよかった。
そしてなにより
音楽がよかったです。
daokoがよかったです。17歳だそうです。JKらっぱーすごいな。
お気に入りベスト3を下に載せます。
渋谷って感じとか日本って感じが出てる世界観。
夏っぽいとこも好き。この夏の曲に認定します。2014年サマーチューン。

一昨日、下鴨神社のみたらし祭りに行って来ました。毎年行ってるから今年で三度目。
今年は浴衣を着ていきました。今年も水が冷たくて気持ちよかったーーー
足洗い神事終わったら、出店の元祖みたらし団子は売り切れていたのが残念。足洗い去年の倍並んだしね…。
来年行くなら、土曜日の20時頃は混みまくるので注意。

最近の話。
突然、作品を作るビッグチャンスをいただきました。
なのでまず露光機を作って、11月までに作品だいたい作って、来年3月つくば美術館で展示予定です。それによって9月のART BOOK FAIR2014は無理っぽくなってる(: ;)
でも作品作るチャンスは大事にしないと。
がんばります。








2014/04/29

Monday Kyoto



 &Plemium 2014年2月号に私の住む街、一乗寺が載りました!

やっぴー!ということで、今日は久々に京都ライフの話。


先週末は「第一回一乗寺会(女子会)」を開きました。
一次会はいづぼんという割烹居酒屋。二次会は私のうちで!
た〜のしかった〜!
5人くらい集まったんだけど、みんなかわいいんだよ〜!
そしてみんなクリエイティブ女子なんだよ〜

一乗寺で拾ったメガネフレーム(4万円相当×10個くらい)で遊んだ。
メガネパーティー!
次回は一ヶ月前予約必須の人気フレンチレストラン、アルザスに潜入だー!




そしてつい一昨日の土曜日は「京都ふるどうぐ市」に行って参りました。




会場は「元立誠小学校」。実際に使われていた小学校をそのままイベント会場にしているのです。
ライブや映画上映など、ここではひっきりなしにいろんなイベントが開催されます。
入り口 (写真左上) はこんな感じ。中はこんなかんじ。(写真右上 : 体育館)
今回のイベントは、京都のおしゃれ古道具屋さん(でも京大院生らしい)が企画して、
全国のセンスのいい古道具屋さんを集めた会で、おしゃれな人がいっぱいいました。
もちろんふつうのおじちゃんおばちゃんも来てます。


パリの蚤の市みたいなお店もあった。(左上)やっぱり設置にセンスが出ますよね〜。
中庭では手作りお菓子やコーヒー、手作りソーダなどが売ってまして、三つ編み男の外人さんが売ってたメレンゲが大きくておいしそうだった。



気になった子。子供のおもちゃらしいです。


いっぱいあった。3~5cmくらいなのでちっちゃいんだ。
子供は口に入れちゃいそうで危険なんだけど…ほんとに遊んでたのかな。



そして私が買ったものは何かといいますと…



道具じゃなくて本だった。
(だるまはお面みたいなポリエチレンでできててかわいかった。)

「世界文庫」っていう京都のいい古本屋さんがあるんですがね。ふるどうぐ市に出店してまして、私は沼田元氣氏の本を三冊も買うてしまいました。ぬまげんさん、高校生からのふぁんなんです。写真がたくさんの本です。図鑑に近いかも。絶版のシールが貼ってあって、定価より安いし、今しかない!と思って買っちゃった。でも中身も相当よかった…。
「ぼくの伯父さんの東京案内(2000年)」「東京スーベニイル手帳(2003年)」、「京都スーベニイル手帳 冬春(2004年)」という”ぼくの伯父さんシリーズ”です。
沼田元氣氏は、写真家で詩人という肩書きで、いろんな趣味的な本を出してるんだけど、めちゃセンスがいいんだ〜日本のいい味をいちばん知ってるんじゃないかと思うくらい、良い感覚と表現力。装丁もいつもすごく凝ってて遊び心があって、本当に尊敬です。
こんな本が作りたいです。この人の目で見る東京は好きだ、と思う。そしてやっぱりぬまげんさんは京都も大好きでありました。「京都スーベニイル手帳 冬春」は京都のいいかんじのおみやげを中心に京都について書いてる本なんだけど、あとがきの部分がめちゃよかった!ので最後にそれを載せて眠ります。

(あとがき)

人間の欲望とは困ったもので
「好き」という感情の次には
必ずや「欲しい」と思うのである
それが手に入るものであってもなくてもだ
例えば人を好きになり、次にはその人を欲しいと思う
しかし、いったいそれがその人の心なのかその人自身なのか
たとえそれが手に入ったとしても、実は、心も体も欲しかったのではなく
そこで共に過ごす時間だったり、何かを一緒に共有することだったりして
欲しい(=好き)も思い込みと錯覚でしかない
それに比べて「物」はわかりやすい。お金を払って買う物なら尚更である
ある時ぼくは、京都という街に惚れてしまった
いっそ住んでしまおうか、あるいは京都の人と結婚しようか、なんて考えもした
しかしそんなことをしても、京都を手に入れたことにならないどころか
京都の街に取り込まれ、逆に京都に所有されたことになる
ぼくが京都を好き(=欲しい)と思う理由は何だろうか
それは京都には、他にはどこにもない
京都というオリジナリティがあるからだ
東京はどこかのいろんな街のいいとこを真似してつくった街だ
いろんな国のいろんな街のいいところを寄せ集めて、あんな魅力的な街になった
しかるに、老人が、若者から学ぶのはかっこイイが
真似したり若作りするのは、かっこ悪いのと同じように
その人がその人のオリジナリティで
今の年代に自信があるからこそかっこイイのである
京都はどこの国にもないオリジナリティがあり
「大昔から、いつも今を生きている」
しかも、昔から変わらないことをしてるのに、なぜか「古臭くない」
それから、街が、人が、作るものが自信に満ち溢れていてかっこイイ
だから、そんな街でそんな人たちによって作られた物を持ち帰りたい
好きな街の一部分として買って帰りたいと思うのは当然である
それが、ぼくが京都のスーベニイルが好きな(=欲しい)理由である……

(沼田元氣著「京都スーベニール手帳 冬春」あとがきより)







2014/04/15

Frozen



                                                                                                          japanese ver

    
                   オラフの声はピエール瀧だよ!

仕事が一段落ついたので、「アナと雪の女王」を観ました。
めちゃ良かったー
なので好きなシーンを載せました。
一番好きなのは" 雪だるまのオラフがにんじんの鼻をもらうシーン "なんだけど、きれいな画像がなかった。

さすがアカデミー賞W受賞作品ですよ。ディズニーだけどいろんな観点から楽しめる作品でした。
ラブストーリーも甘すぎず深い…「真実の愛」の描き方もすばらしい。女王きれいかっこいい。
そしてオラフがキュートすぎる〜〜まじで柳沢慎吾にしか見えなかったけど、そのへんからもう親近感?ww
14000円のしゃべるオラフ人形ほしい…

最近思うけど、アニメ× 魔法は最強だと思う。観ていてすごくきもちいい。
そしてやっぱりミュージカルとか得意な欧米人は、表現の幅が広い、と思う。正確にいうとポジティブの感情表現がはげしい。日本人はもっとどっちかというと切ない感情の方が繊細にできてる気がする。義理とか人情とか空気とか気にする感じ。欧米人のポジティブで爆発的な感情表現は見ていてすがすがしい。

もう一度恋をしたいという気持ちにもなれた気がする。一番上のYou tubeのシーンはホントに恋に落ちた二人を的確に表現してると思う。もう誰も止められない感じ。blindなかんじ。crazyで最高に楽しいんだよね。でもそれだけじゃ長くは続かないのであります。表面だけの恋から、より深く愛にたどり着いて、お互いを本当に大切にできないと…夢は簡単に冷めるのであります。

今年の夏はがんばります!夏フェスで、足りないものを取りに行きます。
あと、1ピースなんだよ足りないのは!笑
京都はスターフェスティバルというレイブイベントがあるそうで!大好きなAokiTakamasaに浸りに行くよ〜
今年は久々のTAICO CLUBも行きますー!フジロックも行くかも。

音楽だいすきわーい!
最近はハンバートハンバート→Bonobos→Polarisあたりを聴いていました。日本人の心です…
あとは鴨川沿いで花見をしました。
好きなものにどっぷりはまれる…今日も京都は最高です。

同じ歳の友人は、東京で出産間近です。
私は子供はかわいいのでほしいけど、今は縁がないので遊びまくることにする!
子供ができたら二度と出来ないようなことを今やり尽くすんだ!笑
そう考えたら年齢に対する引け目もないでしょ笑

遊ぶ、けど自分は大事にするよ。私自身を含めて、私を心から愛してくれる人は誠意をもって大事にします。
そしたらきっとこれからも良い出会いがたくさん待っているはず。

最後にFrozenつながりで私の好きな男の子を載せちゃいます☆ 
vi ses!



                    L O V E ♡ Y U Z U R U♡







2014/02/24

movie sunday





お久しぶりです。2014年初になります。もう2月おわりますか。
映像は映画「暗闇から手をのばせ」のダイジェスト映像。
音楽はこの映画の主題歌の「爆音ヘッドフォン」。"転校生"というアーティストさんです。
転校生さん、やくしまるえつことか奥華子さんみたいですきです。
特に映画の挿入歌の「きみに魔法をかけました」がすきーーー

映画よかったです。(以下映画のネタバレちうい)
映像から何となくわかると思いますが、身体障害者相手のデリヘル嬢を始めた女の子のドキュメンタリータッチなドラマです。
園子温的なモチーフだなと思って、興味で観たんだけど、そんなグロイ表現全然なくて、でも切ない感じが伝わる程度にリアリティがあってよかった。
「障害者も健常者も違いなんてない。どっちがかわいそうとかない。…みんな何か欠けてるんだ。」
というメッセージが込まれていて、せつなかった。
役者もよかった。特にデリヘル業社社長役の役者さん良かったです。名前出てきませんが、、かっこよかったです。
「日本には18歳以上の身体障害者が340万人もいるんだよ。日本は身障者にとってめちゃくちゃ住みにくい国だから、
外に出れるのはそのうちのごくわずかだ。ほとんどのやつらが部屋の中で息をこらして生きているんだ…」って社長のセリフにもぐっときたな。
あと、先天性多発性関節拘縮症の役者さん、しゃべりかたがよかった。演技うまい。


自分が観たい映画とか聴きたい音楽って、その時々で結構違うから、ほしいとこきたーーってなると救われる。
私はこの映画に何を求めていたのだろう。。と考えてみたり。




最近は忙しいよ〜仕事。業界繁忙期らしいし。
でも部署に新しい仲間が増えて嬉しい◎しかも東京から中途で。
多●美卒だし、気が合いそうです。
今の仕事は手帳を作っていて、会社の売り上げかなりかかってるんだけど、
今回は、今までずっと私の監督兼指導だった先輩がはずれて、一人でまかされることになったから
チャレンジ&チャンスってかんじでどきどき。
手帳はカバーで好きな柄を8種類も展開できるから私のうでのみせどころでもある。

あと、今日部屋の更新料を払った。京都に来てこの部屋に住んで二年経つということです。
何度もこのブログでは言ってる気がするけど、今の私の部屋はなかなか大好きです。
普通の男性にモテるような部屋ではないのが困ったものだ。
年明け1月〜2月に家の周りで拾い物をちょこちょこして、部屋にわりとでかいダイニングテーブルが仲間入りしました。
制作作業もしやすそうな重厚なテーブルです。表面がきたなかったから、念入りに表面削ってニス塗りなおしてきれいにリメイクもしました。
他にも昭和なトランクとかレンズなしのオジメガネとかも拾いまくって、
部屋がいいかんじのレトロオジガール風です。年末に母の友人からいっぱい服ももらって、すそ上げとかしてなんとか着こなしてるし。
1〜2月は部屋の更新のこともあって、節約しながらクリエイティブにインテリア遊びや服のリメイクをしてたわけですよ。仕事以外ではね。

さてさて、つぎはお待ちかねの覚悟を決めたスクリーンプリントの感光機作りですね。
2年経っちゃったんだからね、もうホントにくさっちゃうよ、はやくしないと、自分にkick assですね。

お金ももっとかせがないとな〜と思うわけです。やりたいこと、ほしいもの、いきたいとこ、いっぱいあります。
デリヘルでもやるかー!
  なーんちってね

P.S.京都ネタはストックいっぱあるんだけど、次回にします〜
今週末は家からすぐのPritz cafeで宮内優里のライブだー!たのしみ!







    

2013/12/08

京都であそぼ


おひさしぶりです。
4ヶ月以上経ってました。
「仕事にかまけて…」というやつです。

夏からばたばたといろいろあって、ブログを書く気分になれませんでした。
instagramのアカウントを今日やっと作ったのもあって、撮った写真を載せました↑。
すてきでしょ。

今日は、これも久々なのですが、前にブログでも登場した、会社の先輩(同い年♀♡)と遊びました。
映画「夢と狂気の王国」を観て、タイ料理のランチをして、鴨川で凧揚げをして、冒頭写真のアンティークショップ、Lagado研究所に行って、移動屋台の焼き鳥屋さん(せせり)でおでんと焼き鳥おいしー!
のコースでした。
先輩は京都のいいお店をめっちゃ知ってるから充実した一日になったのだと思う。
どこに行っても、遊び方は「先輩」に教わるのが一番なのです。

映画「夢と狂気の王国」は宮崎駿を中心としたスタジオジブリのドキュメンタリーです。
「風立ちぬ」の制作の時のです。宮崎さんと、鈴木さんと、高畑さんの人間性、関係性や歴史がよくわかる内容でもあったのだけど、全体としてはおもしろいドキュメンタリーでした。
癒しあり(猫のウシコ)、イケメンアップ要素あり(西村さん)で笑
音楽高木正勝、美術森本千絵やし。

もちろんアニメ制作の大変さもよくわかるしね。
このドキュメンタリーを本当に楽しめた私はやっぱり、正真正銘のジブリファンなのだと納得した。
宮さんの存在は何よりも大きい。そしてジブリ創立メンバーは本当に奇跡の出会いを遂げて結成されたんだなと思った。さらに、宮さんは躁鬱はげしい(と自分で言ってた)とか、導眠剤で眠るとか、セッターを吸っている、「ジブリ」は飛行機の名前だったとか…そういうの、意外と知るの嬉しいというマニアな自分発見。

でも一番今の私に響いたのは、鈴木プロドューサーの言葉。
「好きなことやるなら、才能あるやつつかまえないと」
「一緒にやるやつを早くつかまえとかないと」的な話。

やっぱ仲間ですよね。そうですよね。
つかまえたいよ〜お〜い。

さて、映画の後はタイ料理のランチして(家具屋さん通り:夷川通)、鴨川で凧揚げをして(私も先輩もマイ凧がある)、風なくてめっちゃ走った後(ベンチでずーっとキスしてる若いカップルの前を爆笑しながら駆け巡る27歳女二人笑)、先輩とずっと前から行こうと言ってた焼き鳥屋さんせせりに行ったらまだ開店してなくて、時間つぶしに、気になっていたLagado研究所に行った。思いのほか店長がおしゃべりで、お店のものどれも聞いたら丁寧に熱く説明してくれて楽しかった◎来週末の夜、鴨川デルタで寝袋に入って双子座流星群を観る会をするからって誘ってもらった。寒いから行くかわからないけど嬉しい。
来週末はもみじ市があるからそれも楽しみ◎
せせりのごはんおいしかった〜!
おでんもおいしいし、焼き鳥つくねもおいしい。でも一番は焼き鳥せせりがおいしかったー!屋台といっても20人くらいは入れるかんじだったし。
店員さんたちも意外と若くて優しいお兄さんたちでした。隣の人が食べてた「(牛)すじうどん」もおいしそうだったー!絶対また行くわ。

以上◎久々に京都堪能報告できてよかった。
そのうち、my京都マップを作ってネットで公開したいと模索中。

まだまだ京都あついです。今寒いですけど…笑

またにてぃー!











Suddenly i see



BY   KT Tunstall

Her face is a map of the world
Is a map of the world
You can see she's a beautiful girl
She's a beautiful girl
And everything around her is a silver pool of light
The people who surround her feel the benefit of it
It makes you calm
She holds you captivated in her palm

彼女の顔は全てを表している
あなたは彼女がとても美しいことを知るわ
彼女の周りは銀色の光の海のように輝いている
彼女の周りにいる人は彼女に力をもらえる
あなたを穏やかな気分にさせる
彼女の手のひらであなたをとりこにさせる

Suddenly I see (Suddenly I see)
This is what I wanna be
Suddenly I see (Suddenly I see)
Why the hell it means so much to me

突然気付いたの
これが私のやりたかったこと
突然気付いたの
一体どうして私には無理だって言うの?

I feel like walking the world
Like walking the world
You can hear she's a beautiful girl
She's a beautiful girl
She fills up every corner like she's born in black and white
Makes you feel warmer when you're trying to remember
What you heard
She likes to leave you hanging on her word

世界を旅しているみたいだわ
あなたは彼女がとても美しいことを知る
彼女は人種に関係なく世界の全てを満たすことができる
彼女の声はあなたの記憶を温かく包む
彼女の言葉はあなたの心にずっと残る

Suddenly I see (Suddenly I see)
This is what I wanna be
Suddenly I see (Suddenly I see)
Why the hell it means so much to me

突然気付いたの
これが私のやりたかったこと
突然気付いたの
一体どうして私には無理だって言うの?

And she's taller than most
And she's looking at me
I can see her eyes looking from a page in a magazine
Oh she makes me feel like I could be a tower
A big strong tower
She got the power to be
The power to give
The power to see

彼女は何よりも大きな存在
彼女はずっと私を見ている
雑誌の中からずっと見ているの
そして私はタワーの様に大きな気分になれる
とても大きく強いタワーよ
彼女はとても大きな力を持っているの
人にそれを与えるだけの大きな力
人にそれを気付かせるだけの大きな力

Suddenly I see (Suddenly I see)
This is what I wanna be
Suddenly I see (Suddenly I see)
Why the hell it means so much to me

突然気付いたの
これが私のやりたかったこと
突然気付いたの
一体どうして私には無理だって言うの?
  
   

2013/07/20

Airy Me





半年くらい前に、何年も愛読してたブロガーさん(アート系)が突然ブログをやめてしまって、めちゃショックだったんだけど、最近ふと開いてみたら復活しててすごく嬉しい。
絶対復活しないとか言ってシャットアウト状態だったのになんでやねん!、て思ったけど…

そのブロガーさんがブログ閉じたのは、思想的な違いによる読者のフィードバックがきついという、ネットの世界でよくある理由ですが、なんか時間が経ったら、ブロガーさんの折れた心が復活したらしくてね、本当によかったなと思う。

しかし、このブログは私の趣味を本当にツいていて、学生時代もずっと作品制作へのインスピレーションをもらってたものだから、ブログ復活したこと知ってからここ最近、自分に影響力のあるアート画像、映像いっぱい見ちゃって、パワーがスゴくて、なんていうか…
また作品制作いいなとか思っちゃいますよね…
ここ半年仕事に没頭して、やっとデザインでのものづくりにやりがいを見つけてきたのにね。
最近知り合いの展示(アート)とかも見て、「制作しないの?したくならないの?」的なことを言われて、でもあまりピンときてなくてね。
それでもやっぱり、イメージの力はすごい。本当に、自分のやりたいことに近い作品を見ると、それがたとえネット上で見たものでも確実な影響力があるものです。

今回添付の映像はそのブログから引っぱってきたものです。
京都出身、国内外で活躍する女性アーティスト(音楽)Cuusheの「Airy Me」という曲のミュージックビデオです。映像は久野遥子さん(1990年生)。若手作家らしい繊細な感性で3000枚のドローイングと2年の月日をかけて制作した渾身の一作です。Cuusheは9月にアルバムリリースです!
音楽も映像もすてきすぎる。アニメーションの力はすごいと思った、ほんと。
ドローイングを立体にするよね、アニメーションは。動くということは’生命’だと思った。
私は根が絵画ベースの作家だったから、学生の頃ドローイングを立体にしたい(深みを出したい)と思ったら、そのまま彫刻的な方に方向性を変えていったんだけど、別の道(アニメーション)もあったよね。アナログ人間だから、長い映像はPCソフト勉強せなあかんと思って遠ざけてしまってたけど…アニメーションやりたいと今更思ってきたよ。


今日は会社のインターンシップ終了日で、デザイン就職をするアート系の美大生に、自分が作家で生きるよりデザイナーの方が良いと思った理由を切々と語ったんだけど、今考えるとまだ言い訳にしかなってないなーとか思う。別の学生から「夢はなんですか?」と聞かれて、「自分たち(会社のデザイン部)の作るデザイン商品で、自分たちの提案する新しい価値観を世界中に広めたい。」と言ったんだけど、なんだか、しまりがないなーと思った。もっとあるやろと思った。

アーティストには使命感というものがあると思う。自分の見える世界、自分にしか見えないものを表現する使命感、伝える使命感。学生の頃、アートに燃えてた頃には確かにあった。びんびんきてた。自分がしないで誰がするんやと思ってた。
留学から帰るタイミングで震災があって、見失ってしまった。留学していたことで震災を経験しなったことはコンプレックスになった。エゴでしか制作してない気がして、もっと実用的に社会貢献したいと思ってしまった。

最近、会社のアート友達に初めて作品ポートフォリオを見てもらった時の感想も引っかかっている。その子は、私がアートとデザインの狭間でさまよって今に至る、ということがよくわかると言った。
作品(ポートフォリオ)を見せてそんなことを言われたのは初めてだったから少しびっくりした。

私はこれからも狭間をさまようだろう。

どちらのちからも使いたいから。



 recently drawing: on postcard for my friend in Norway