半年くらい前に、何年も愛読してたブロガーさん(アート系)が突然ブログをやめてしまって、めちゃショックだったんだけど、最近ふと開いてみたら復活しててすごく嬉しい。
絶対復活しないとか言ってシャットアウト状態だったのになんでやねん!、て思ったけど…
そのブロガーさんがブログ閉じたのは、思想的な違いによる読者のフィードバックがきついという、ネットの世界でよくある理由ですが、なんか時間が経ったら、ブロガーさんの折れた心が復活したらしくてね、本当によかったなと思う。
しかし、このブログは私の趣味を本当にツいていて、学生時代もずっと作品制作へのインスピレーションをもらってたものだから、ブログ復活したこと知ってからここ最近、自分に影響力のあるアート画像、映像いっぱい見ちゃって、パワーがスゴくて、なんていうか…
また作品制作いいなとか思っちゃいますよね…
ここ半年仕事に没頭して、やっとデザインでのものづくりにやりがいを見つけてきたのにね。
最近知り合いの展示(アート)とかも見て、「制作しないの?したくならないの?」的なことを言われて、でもあまりピンときてなくてね。
それでもやっぱり、イメージの力はすごい。本当に、自分のやりたいことに近い作品を見ると、それがたとえネット上で見たものでも確実な影響力があるものです。
今回添付の映像はそのブログから引っぱってきたものです。
京都出身、国内外で活躍する女性アーティスト(音楽)Cuusheの「Airy Me」という曲のミュージックビデオです。映像は久野遥子さん(1990年生)。若手作家らしい繊細な感性で3000枚のドローイングと2年の月日をかけて制作した渾身の一作です。Cuusheは9月にアルバムリリースです!
音楽も映像もすてきすぎる。アニメーションの力はすごいと思った、ほんと。
ドローイングを立体にするよね、アニメーションは。動くということは’生命’だと思った。
私は根が絵画ベースの作家だったから、学生の頃ドローイングを立体にしたい(深みを出したい)と思ったら、そのまま彫刻的な方に方向性を変えていったんだけど、別の道(アニメーション)もあったよね。アナログ人間だから、長い映像はPCソフト勉強せなあかんと思って遠ざけてしまってたけど…アニメーションやりたいと今更思ってきたよ。
今日は会社のインターンシップ終了日で、デザイン就職をするアート系の美大生に、自分が作家で生きるよりデザイナーの方が良いと思った理由を切々と語ったんだけど、今考えるとまだ言い訳にしかなってないなーとか思う。別の学生から「夢はなんですか?」と聞かれて、「自分たち(会社のデザイン部)の作るデザイン商品で、自分たちの提案する新しい価値観を世界中に広めたい。」と言ったんだけど、なんだか、しまりがないなーと思った。もっとあるやろと思った。
アーティストには使命感というものがあると思う。自分の見える世界、自分にしか見えないものを表現する使命感、伝える使命感。学生の頃、アートに燃えてた頃には確かにあった。びんびんきてた。自分がしないで誰がするんやと思ってた。
留学から帰るタイミングで震災があって、見失ってしまった。留学していたことで震災を経験しなったことはコンプレックスになった。エゴでしか制作してない気がして、もっと実用的に社会貢献したいと思ってしまった。
最近、会社のアート友達に初めて作品ポートフォリオを見てもらった時の感想も引っかかっている。その子は、私がアートとデザインの狭間でさまよって今に至る、ということがよくわかると言った。
作品(ポートフォリオ)を見せてそんなことを言われたのは初めてだったから少しびっくりした。
作品(ポートフォリオ)を見せてそんなことを言われたのは初めてだったから少しびっくりした。
私はこれからも狭間をさまようだろう。
どちらのちからも使いたいから。
どちらのちからも使いたいから。
recently drawing: on postcard for my friend in Norway
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